砧ホーム様は、60床ある従来型多床室のご施設です。
ご利用者の起床介助に入る際に、まだ眠っている状態にも関わらず無理矢理起こしていないだろうか、というのがスタッフ様のお悩みでした。
ご利用者の目覚めるタイミングで起床介助に入ることで、少しでもご利用者のストレスを減らしていくことを目指したいと考えていらっしゃいました。
STEP 01
目覚めた時刻とお声がけの時刻を比較
ご施設の理想は、起床する時間を予測して、ご利用者が目覚めたあとのタイミングに起床介助に入ることでした。
そこで、まず取得した1週間分のデータからご利用者の目覚めた時刻と起床介助が行われる時刻を抽出し、その時刻の乖離を比較しました。
目覚めの時刻と起床介助が行われた時間帯の順番と比べ、ご利用者毎にその時間差がどの程度発生しているのかを確認しました。
その結果、約36%(図の塗りつぶし部分が、目覚め時刻と起床介助時刻の差が10分未満の日)で、目覚めた時刻と起床介助時刻が非常に近いことが確認されました。
そこで、ご利用者の1週間の目覚めた時刻と起床介助時刻の中央値を算出し、データを並べ替え、
起床介助の新しいタイムスケジュールを作成し、ご施設に提案させて頂きました。
STEP 02
タイムスケジュールの作成
データから今までのお声がけ順序と、実際の目覚めの中央値を基に作成した順番に違いがあることが確認できます。
■科学的な介護の実践
施設が多床室であるために、お一人にお声がけしている間に、他のご利用者まで起こしてしまうという運用面での課題が挙がったものの、
タイムスケジュールを作成したことで、実際のご利用者の目覚めている時間帯と起床介助が行われる時間帯のギャップを知れたことは大きな気づきになったというお声をいただきました。
今までは、経験や勘でのお声がけが、少しでもご利用者の負担を減らすという視点で介助に入ることで、今後「データに基づく介護」を実践していくキッカケになったという感想をいただきました。
社会福祉法人 友愛十字会
砧ホーム様
製品
アルゴスリープ
機能
睡眠解析レポート
適切な起床介助時刻の検討
課題
起床介助時刻
アルゴスリープを使用することで、実際にご利用者の睡眠状況を把握することができ、根拠に基づいた介護を実践することに繋がりました。
砧ホーム様は、60床ある従来型多床室のご施設です。
ご利用者の起床介助に入る際に、まだ眠っている状態にも関わらず無理矢理起こしていないだろうか、というのがスタッフ様のお悩みでした。
ご利用者の目覚めるタイミングで起床介助に入ることで、少しでもご利用者のストレスを減らしていくことを目指したいと考えていらっしゃいました。
STEP 01
目覚めた時刻とお声がけの時刻を比較
ご施設の理想は、起床する時間を予測して、ご利用者が目覚めたあとのタイミングに起床介助に入ることでした。
そこで、まず取得した1週間分のデータからご利用者の目覚めた時刻と起床介助が行われる時刻を抽出し、その時刻の乖離を比較しました。
目覚めの時刻と起床介助が行われた時間帯の順番と比べ、ご利用者毎にその時間差がどの程度発生しているのかを確認しました。
その結果、約36%(図の塗りつぶし部分が、目覚め時刻と起床介助時刻の差が10分未満の日)で、目覚めた時刻と起床介助時刻が非常に近いことが確認されました。
そこで、ご利用者の1週間の目覚めた時刻と起床介助時刻の中央値を算出し、データを並べ替え、
起床介助の新しいタイムスケジュールを作成し、ご施設に提案させて頂きました。
STEP 02
タイムスケジュールの作成
データから今までのお声がけ順序と、実際の目覚めの中央値を基に作成した順番に違いがあることが確認できます。
■科学的な介護の実践
施設が多床室であるために、お一人にお声がけしている間に、他のご利用者まで起こしてしまうという運用面での課題が挙がったものの、タイムスケジュールを作成したことで、実際のご利用者の目覚めている時間帯と起床介助が行われる時間帯のギャップを知れたことは大きな気づきになったというお声をいただきました。
今までは、経験や勘でのお声がけが、少しでもご利用者の負担を減らすという視点で介助に入ることで、今後「データに基づく介護」を実践していくキッカケになったという感想をいただきました。